公開シンポジウムなど

【オンデマンド公開シンポジウム(第5弾)】のご案内            2024. 7. 27

「メディアから生成される仏の姿と信仰―地獄と極楽の表象―

開催日:2024年9月14日(土)14:00~配信予定

場所:YouTubeチャンネル「常磐短期大学 渡辺賢治 研究室」にて配信

https://www.youtube.com/channel/UC6NyWrSOPyHYZ_F6HUs-iBg

パネリスト:nixon/辻村知夏(イラストレーター、合同会社madoromism代表)

      森 覚(大正大学/帝京大学/常磐短期大学 非常勤講師)

      渡辺 賢治(常磐短期大学 准教授)

伝統的に伝えられてきた「地獄」「極楽」の表象を基点に、メディアを通じて新たな形で顕現する仏の姿と信仰のあり方について議論を展開する。そこに接続する具体例として、「仏像(彫刻)」「ドローン仏」「冥土・メイド」「お給仕・坊守」といった内容も織り交ぜながら進めていく。

総じて、相互に連関する様々な立場の人々が、メディアを介して仏教表象(文化)をどのように生成・共有し、変容させていったのかを考える契機としたい(ケンダル・ウォルトン、ジャン=マリー・シェフェールの理論などを援用しつつ)。併せて、ゲスト・辻村氏ご自身の経験も交えながら、現代の仏教表象への興味や関心、認識等を深めるひとときにしたい。

従来通り、一般の方にも親しみの持てる内容で進めていきたいと考えております。どうぞ、ご都合の良い時にでも、お気軽にご笑覧ください。

 

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【オンデマンド公開シンポジウム(第4弾)】のご案内      2024 .3. 8 (追記:3 .24)

「明治期の小説・落語とアダプテーション-娯楽や縁日、宗教表象から考える-

開催日:2024年3月24日(日)14:00~配信 ※3月25日に変更

場所:YouTubeチャンネル「常磐短期大学 渡辺賢治 研究室」にて配信

https://www.youtube.com/channel/UC6NyWrSOPyHYZ_F6HUs-iBg

パネリスト: 大橋 崇行(小説家・成蹊大学 准教授)

       森 覚(大正大学/帝京大学/常磐短期大学 非常勤講師)

       渡辺 賢治(常磐短期大学 准教授)

明治期、市井の人々はどのように当時の小説や落語を受容したのか。娯楽や縁日、仏教を始めとした宗教表象を基軸とし、さらにはアダプテーションといった視点も織り交ぜながら考察してみたい。そこから現代における多メディア化の潮流との関わり・接続性にまで言及し、改めて活字から図像へのシフト、ポスト・グーテンベルク時代を生きる現代人の位相や変容の把捉へと迫る。

今回は、作家であり、成蹊大学文学部日本文学科 准教授として大学でも教鞭を執られている大橋崇行氏をお招きし、明治時代、当時の小説や落語が、人々の生活の中にどう溶け込んでいったのか、氏の作家としての視点も踏まえつつ、言及していく。

一般の方にも親しみの持てる内容で進めていきたいと考えております。どうぞ、ご都合の良い時にでも、お気軽にご笑覧ください。

 

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【オンデマンド公開シンポジウム(第3弾)】のご案内         2023 .8. 11

「表現世界におけるセルフプロデュースと物語の変容-メディア×メイド×コンカフェ-」

開催日:2023年9月9日(土)14:00~配信

場所:YouTubeチャンネル「常磐短期大学 渡辺賢治 研究室」にて配信

https://www.youtube.com/channel/UC6NyWrSOPyHYZ_F6HUs-iBg

パネリスト:ミト(「声優のたまご」店長)

      森 覚(大正大学/帝京大学 非常勤講師)

      渡辺 賢治(常磐短期大学 准教授)

既にTwitterなどでも告知していますが、渡辺研究室YouTubeチャンネルにて、第3弾となるオンデマンド公開シンポジウムを開催いたします。

下記ポスターの「概要」にもあるように、メイドやコンカフェにおける「物語世界」に焦点を絞り、そこでのキャスト(演じ手)や受容者(お客)の内実を、人文学の視点から「表現世界」「セルフプロデュース」「物語の変容」といった視点を踏まえつつ考察していきます。

最前線の現場に携わる、秋葉原「声優のたまご」店長・ミトさんをお迎えしての公開シンポジウムとなります。併せて、従来より渡辺研究室が標榜する「文学の汎用性」の一環となる、チャレンジングな試みともなります。

もちろん、一般の方にも親しみの持てる内容で進めていきたいと考えております。どうぞ、ご都合の良い時にでも、お気軽にご笑覧ください。

 

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【オンデマンド公開シンポジウム(第2弾)】のご案内          2023 .2. 9

「和菓子と文人墨客―うさぎや二代目店主・谷口喜作と本の装丁―」


開催日:2023年3月25日(土)14:00~配信

場所:YouTubeチャンネル「常磐短期大学 渡辺賢治 研究室」にて配信

https://www.youtube.com/channel/UC6NyWrSOPyHYZ_F6HUs-iBg

パネリスト:谷口 拓也(うさぎや四代目店主)
        森 覚(大正大学/帝京大学 非常勤講師)
      渡辺 賢治(常磐短期大学 准教授)

 

既にTwitterなどでも告知していますが、渡辺研究室YouTubeチャンネルにて、第2弾となるオンデマンド公開シンポジウムを開催いたします。

現在、「東京三大どら焼き」の一つとして親しまれている「うさぎや」。

二代目店主・谷口喜作(1902~48年、本名・弥之助)は、店主としての傍ら、俳人としての活動や本の装丁にも携わり、文人墨客との交流も多かった異色の人物です。喜作の和菓子への想いとともに、俳人・小説家・装丁といった文化人としての魅力に迫ります。

なお、本シンポジウムでは、喜作の直系子孫である、現・うさぎや店主(四代目)である谷口拓也さんをお招きし、祖父・喜作の多彩さや特異性などを語っていただき、盛況を誇る「うさぎや」の歴史的変遷を知るまたとない機会にもしたいと考えております。

一般の方にも親しみの持てる、分かりやすい形で進めていきたいと思います。

どうぞ、お気軽にご笑覧ください。

 

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【常磐大学オープンカレッジ(秋・冬)】講座のご案内         2022 .12 .7

 既にTwitterなどでも告知していますが、夏の講座に続き、常磐大学オープンカレッジ(秋・冬)にて講座を務めさせていただきます。

 今回は、前回とは異なり、ご自宅から受講可能な「オンデマンド配信」となります。従いまして、対面での受講はありません。

 講座名は「キャラクターコンテンツと物語の再構築―『温泉むすめ』を視座として―」です。

 始動開始から6年目を迎えている『温泉むすめ』。これまでの歩みを概観しつつ、夏の講座をさらに一歩進めた形で、最新の研究内容も含め、分かりやすく提示できればと考えております。

 『温泉むすめ』を視座として、キャラクターコンテンツにおける地域創生の事例や物語の再構築、それらを補完するメディアの役割や影響力について考えていきます。併せて、人々がメディアをどう受容しイメージや解釈を行うのか、人文学の視点からも迫ります。

 詳細につきましては、以下のポスターをご参照下さい。

 3週×1セット(連続もの)となります。

 ご都合よろしければ、以下のフォームよりお申し込み下さい(12/16まで)。

 是非、よろしくお願い致します。

 https://ssl.smart-academy.net/tokiwa/course/detail/222A004/

 

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【常磐短期大学 渡辺賢治 研究室HP 開設記念イベント】2022. 9.7 更新


オンデマンド 公開シンポジウム

メディアが生成する仮想現実と物語―コスプレイヤーと化粧行動―



開催日:2022年10月15日(土)14:00~配信

場所:YouTubeチャンネル「常磐短期大学 渡辺賢治 研究室」にて配信

    https://www.youtube.com/channel/UC6NyWrSOPyHYZ_F6HUs-iBg

パネリスト:綱島 エンジェル(コスプレイヤー)

      森 覚(大正大学/帝京大学 非常勤講師)

      渡辺 賢治(常磐短期大学 准教授)

【概要】現在、アニメやゲームなどのイベントにおいて、コスブレイヤーの活躍は常態化している。言葉も含め市井への認知が広がっていることは明らかだが、コスプレイヤー自身、昔時と比べてもクオリティの高さやメディアへの露出も上昇している(人気コスプレイヤーのインフルエンサーとしての役割、雑誌の表紙を飾るモデルとしての役割、など)。ある意味、「芸術(アート)」としての側面を持ちつつあることも指摘される。そこには、二次元と三次元をつなぐ、2.5次元(仮想世界)としての役割も捉えられるが、コスプレイヤー自身も含めて、どのような「物語」が構築されていくのか? 現役コスプレイヤーでもある、綱島エンジェル氏を迎え、「メディア」「仮想」「物語」といったキーワードを軸に、基本的に一般の方でも親しめるような内容で進めていきたい。